小松左京さんのマンガデビュー作品、一ファンの手で発見!!
小松左京ライブラリーによると、小松左京さんの幻のマンガデビュー作が発見されたとのことです。
『66年前、小松左京がまだ10代の学生の時に描いた漫画家デビュー作かもしれない作品が、GHQに検閲収集され、半世紀以上前にアメリカに渡った後、メリーランド大学プランゲ文庫で人知れず保管されていました。その後マイクロフィルム化されオンラインデータベースに載り、長い時を経て日本に戻り、今回ファンの方が発見してくださいました。』(小松左京ライブラリー)
この作品は1948年、小松さんが旧制三高時代に出版された漫画本で、本名の小松実名義で書かれたもの。タイトルは「怪人スケレトン博士」。人工地震を起こす装置で日本を沈めようとする怪人と、それを阻止する探偵の活躍を描く作品とのこと。後の「日本沈没」につながるイメージを彷彿させるような作品のようです。
それが、60年以上たって、一ファンの手で発見された経緯は、書籍のデジタルアーカイブ化とそれをオープンにしていくことの必要性なども考えさせられます。
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