日本SF作家クラブ編『ポストコロナのSF』発売されました!
林譲治前会長が任期中に企画し、日本SF作家クラブ内外の作家19名が、"ポストコロナ"をテーマに競作したSFアンソロジー『ポストコロナのSF』(ハヤカワ文庫JA)が発売されました。池澤春菜会長の序文、鬼嶋清美前事務局長による巻末エッセイもあわせて収録。各編解説は宮本道人会員が執筆しました。
日本国内はもちろん世界中がコロナ禍に振り回されているいま、SF作家たちがどう考え、フィクションとして昇華させたか。ご期待ください。
収録作品
- 小川哲「黄金の書物」
- 伊野隆之「オネストマスク」
- 高山羽根子「透明な街のゲーム」
- 柴田勝家「オンライン福男」
- 若木未生「熱夏にもわたしたちは」
- 柞刈湯葉「献身者たち」
- 林譲治「仮面葬」
- 菅浩江「砂場」
- 津久井五月「粘膜の接触について」
- 立原透耶「書物は歌う」
- 飛浩隆「空の幽契」
- 津原泰水「カタル、ハナル、キユ」
- 藤井太洋「木星風邪(ジョヴィアンフルゥ)」
- 長谷敏司「愛しのダイアナ」
- 天沢時生「ドストピア」
- 吉上亮「後香(レトロネイザル)Retronasal scape」
- 小川一水「受け継ぐちから」
- 樋口恭介「愛の夢」
- 北野勇作「不要不急の断片」