『地には平和を』

「あの戦争」で無条件降伏したはずの日本が本土決戦をしている――！　「その年」の10月にはいると、ソ連軍は敦賀に、アメリカ軍は四日市に大上陸作戦を展開した。18歳までの男子で本土防衛特別隊が組織されたが、ほとんどは全滅。いまや、山奥の農村の村民までもが敵に通じている。俺は敵弾をあび、頻死の重傷だ。その時、Tマンと名のる男が現われ、「この世界はまちがっている」と告げた――。時空を超えて日本の歴史の変革を謀る男の見たものとは？！　第50回直木賞候補作となった小松左京初期の傑作。貴重な図版を含む解説も収録。
（公式サイトより）

書誌データ

• 書籍名：『地には平和を』
• 著者：小松左京
• 出版社：KADOKAWA
• 発売日：2019年６月27日
• 判型／ページ数：文庫判／288ページ
• 価格：本体680円＋税
• ISBNコード：978-4041086087
• Webサイト：『地には平和を』 | KADOKAWA