『泡沫の歌 森鷗外と星新一をつなぐひと』
2018年1月26日発売 | 小金井喜美子(著)、星マリナ(編)、YOUCHAN(イラスト) | 新潮社図書編集室
幼少の星新一が聞きながら眠った三十一文字の子守唄
文豪の妹と、のちのSF作家が同居するその家は
本郷の曙町にありました。
和歌、随筆、日記、手紙、写真――
ときを超えてよみがえる、美しい思い出の数々。
子供の頃から兄・鷗外の本棚の本を読み、鷗外の教えを受けて育った喜美子は、18歳で翻訳家デビューします。鷗外の文芸誌「しがらみ草紙」、平塚らいてうの女性誌「青鞜」、与謝野鉄幹の歌誌「冬柏」などに参加し、随筆や小説も書きました。鷗外が亡くなって4年後に生まれた星新一も、祖母・喜美子から文学への思いを受け継ぎ、やがて作家に……。
(文責・星マリナ)
書誌データ
- 書籍名:『泡沫の歌 森鷗外と星新一をつなぐひと』
- 著者:小金井喜美子
- 編者:星マリナ
- イラスト:YOUCHAN
- 出版社:新潮社図書編集室
- 発売日:2018年1月26日
- 判型/ページ数:新書判/200ページ
- 価格:本体1001円+税
- ISBNコード:978-4-10-910107-3
- Webサイト:『泡沫の歌 森鷗外と星新一をつなぐひと』 | 星新一公式サイト
星ライブラリの自費出版(ホシヅル文庫2)
限定3000部