『月と幻想科学』

2016年2月19日発売 | 荒俣宏、松岡正剛、岡和田晃(著) | 立東舎文庫

稀代の碩学2人が語った月にまつわる文学、科学、神秘主義、そしてタルホ

『月と幻想科学』カバー

稀代の碩学2人が語った月にまつわる文学、科学、神秘主義、そしてタルホ

「たぶん月は、われわれが“等身大”に思考できる対象のうちで最高のものじゃないでしょうか?」。ギラギラの太陽ではなくあえて冷え冷えの月をテーマとして、若き日のアラマタ、セイゴオ両氏が古今東西の作品やエピソードを語り尽くす。ホフマン、ノヴァーリス、サミュエル・パーマー、ユング、ラフォルグ、マクスウェルの悪魔、フランソワ・ジャコブ、イエイツ、フランシス・ジャム、ジョン・キーツ、宮本正太郎、コールリジ、ジャック・スミス、ディドロ、ジョージ・バークリー、宮沢賢治、萩原朔太郎、トマス・モア、アリスター・クラウリ、ヴェルヌらを介して語られる、まさにルナティックな世界。

◎解説「アルス・コンビナトリアの復活」:岡和田晃
◎カバー写真:右近倫太郎

※この作品は、1979年に工作舎プラネタリー・ブックスの1冊として単行本で刊行されたものです。

書誌データ

  • 書籍名:『月と幻想科学』
  • 著者:荒俣宏、松岡正剛、岡和田晃
  • 出版社:立東舎文庫
  • 発売日:2016年2月19日
  • 判型/ページ数:文庫判/160ページ
  • 価格:本体800円+税
  • ISBNコード:9784845627707
  • Webサイト:『月と幻想科学』 | 立東舎文庫