『東天の獅子 天の巻・嘉納流柔術』第三巻

2014年11月15日発売 | 夢枕獏(著) | 双葉社

漢たちの汗が、血が、涙が散る!

『東天の獅子 天の巻・嘉納流柔術』第三巻カバー

ついに始まった「警視庁武術試合」は、新興勢力の講道館と、古流柔術各派との争いになった。肉体と精神の どんづまりで、漢たちの汗が、血が、涙が散る! 講道館の名は世に轟いた。だが、講道館の門下生が、謎の男「梟」に次々と襲われる。鍵は秘伝の武術「御式 内(おしきうち)」にあると聞き、保科(西郷)四郎は孤高の武術家、武田惣角のもとへ向かった。

書誌データ

本書は2012年2月に双葉社よりノベルス判として刊行されました。
なお、作中には実在の人物・団体が登場します。執筆にあたり、各種資料を参考にしておりますが、その解釈は著者独自のもので、この作品はフィクションです。

カバーイラストレーション=村上豊/カバーデザイン=高柳雅人