4月17日贈賞品配送のご報告

2020年4月19日

4月17日は第40回日本SF大賞贈賞式の予定でしたが、先だっての告知の通り中止となりました。そのかわりに当日、日本SF大賞運営委員の有志が集まり、賞状、トロフィー、選評冊子などの配送作業を行いました。

配送作業の様子

正賞のトロフィーは毎回横山宏会員の手により制作されていますが、今回は計6体という例年にない数を手掛けています。さらに今回のトロフィーには、この新型コロナウイルス感染の収束への願いと医療関係者への感謝の意味を込めて、2020年の刻印と十字が描かれています。

選評冊子は今回えんじ色でデザインされています。各受賞者のことばとプロフィール、選考委員の選評などを収録していますが、受賞者の数を反映して、自主運営になってから最大の64ページのボリュームとなっております。
 受賞のことばや選評は、近日中に日本SF作家クラブ公式サイトにて公開予定です。
 選評冊子は前回の記事でご紹介しましたSF大賞フェア店にて入手可能です(非売品)。冊数に限りがありますので、お早めにフェア店へお越しください。

選評冊子

また、配送作業を行うスタッフの中から、大賞受賞者の皆様にお祝いの言葉を述べようと意見が出て、急遽電話にて大賞受賞の皆様にご連絡をさしあげました。
 電話口で池澤春菜会員の司会、不在の林譲治会長にかわって藤井太洋会員の代読で賞状を読み上げました。
 ツイッターなどでは「リモート贈賞式」として拡散したようですが、受賞者の皆様にお喜びいただけたかと思います。

第40回賞状
リモート贈賞式

今回の配送作業は、池澤春菜、鬼嶋清美、柴田勝家、霜島ケイ、須賀しのぶ、藤井太洋、森岡浩之、吉田隆一、若木未生。広報担当に榎木洋子で行いました。
 全スタッフ名は前述の選評冊子に掲載しています。
 多くの皆様のご協力で無事に終えることが出来ました。一年後、第41回日本SF大賞が無事に開催し皆様とお会いできることを願っております。 ありがとうございました。