『SF評論入門』 (巽 孝之・荒巻義雄)
SF評論は、いかにSF的現在を、そして現在 SFを語りうるか? いま「S Fを語ること」の楽しさが、ここにある!
SF評論に何ができるか?
20世紀中葉、安部公房はSFを「この名づけがたきもの」と呼んだ。
21世紀現在、世界はSF化してしまった。
荒巻義雄の言う「SFする思考」は新しい日常の随所に浸透している。
ならばSF評論は、いかにSF的現在を、そして現在 SFを語りうるか?
本書は古典SFから現在SFにおよぶ多くのテクストに対峙しつつ、ベテランSF評論家たちの来るべきSFのヴィジョンを透視する力作論考 12本を結集。
論及されるのはメアリ・シェリーからヴェルヌ、ウェルズ、アシモフ、クラーク、ハインライン、レム、バラード、ゾリーン、ディック、ヒューガート、クライトン、ギブスン、シャイナー、イーガン、そして我が国の沼正三、光瀬龍、小松左京、星新一、筒井康隆、石川喬司、豊田有恒、平井和正、山野浩一、三枝和子、高野史緒、伊藤計劃、倉田タカシ、藤本タツキに至るまで。
いま「S Fを語ること」の楽しさが、ここにある!
(公式サイトより)
書籍名:
『SF評論入門』
編者:
荒巻義雄、巽孝之
装画:
佐藤武
装丁・編集協力:
有限会社ネオセントラル
編集協力:
青井美香、三浦祐嗣
編集:
高梨治(小鳥遊書房)
出版社:
小鳥遊書房
発売日:
2024年08月30日
判型/ページ数:
A5判/472ページ
価格:
3800円+税
ISBNコード:
978-4-86780-055-3