『高速戦艦「赤城」4 グアム要塞』第四巻 (横山 信義)
飛行場の建設レースだな。先に航空部隊を進出させた方が勝者になる。 米海軍作戦本部長ハロルド・スターク大将
第一巻でフィリピンに配備され、日本に圧迫を加えたサウス・ダコタ級戦艦は、現実に建造された場合、世界最強の戦艦となるはずでした。
五〇口径の長砲身四〇センチ砲一二門という主砲の装備数は、未成に終わったモンタナ級戦艦(史実のアイオワ級に続いて計画されましたが、キャンセルとなりました)と同じであり、戦艦「大和」とも互角の撃ち合いができたのではないかと推測されます。
第四巻では、この強敵が「赤城」の前に立ちはだかります。
火力に勝る敵とどう戦い、どう叩くかが本巻のクライマックスとなっています。
(カバー裏の見返しより、文責:横山信義)
書籍名:
『高速戦艦「赤城」4 グアム要塞』第四巻
著者:
横山信義
出版社:
中央公論新社
発売日:
2024年02月25日
判型/ページ数:
新書版/224ページ
価格:
本体1100円+税
ISBNコード:
978-412-501477-7