『連合艦隊西進す5 英本土奪回』第五巻 (横山 信義)

「骨肉相食むとは、まさにこのことですな」 大英帝国本国艦隊参謀長フレデリック・サリンジャー少将

ナチス・ドイツ総統アドルフ・ヒトラーが犯した最大の失敗は、「何もかもを一度にやろうとしたこと」であろうと、筆者は考えております。
「英国を屈服させなくてはならぬ」「北アフリカで苦戦しているイタリアを助けなくてはならぬ」「ソ連を打倒しなくてはならぬ」等々で、結局どれも未達成のまま、ドイツを破滅へと導きました。

本シリーズのヒトラーにも、この悪癖は健在です。

物語は英本土奪還という大詰めを迎えますが、連合軍はヒトラーの悪癖につけ込む形になります。

カバー見返しの作者の言葉より
文責:横山信義

連合艦隊西進す5 英本土奪回 第五巻

書籍名:

『連合艦隊西進す5 英本土奪回』第五巻

著者:

横山信義

カバーイラスト・扉画:

佐藤道明

地図・図版:

安達裕章

編集協力:

らいとすたっふ

カバーデザイン:

しいばみつお(伸童舎)

出版社:

中央公論新社

発売日:

2023年4月25日

判型/ページ数:

新書版/224ページ

価格:

本体1,000円+税

ISBNコード:

978-412-501465-4