『独りぽっちの人生(せいかつ)―東京大空襲により心をこわされた子たち The Struggling Children of the Tokyo Air Raids』 (浅見洋子)

米軍による東京への空襲は昭和20 年3月10 日をはじめに、4月5月と大規模に3回くり返され、死者は推定105,000人以上にのぼった。東京市街地の6 割が焦土と化した。成人男子の大半が戦場に召集され、女性や子どもなど社会的弱者が空襲被害者となった。辛くも生き残った人の多くは、孤児となったり、障害を被ったりしていた。戦争孤児らは全国で3万人以上と言われた。 (弁護士・原田敬三「跋文」より)

東京大空襲訴訟原告団の元戦災孤児への聞き書きを元にした詩集『独りぽっちの人生』。絶版となり、日本国内のみならず海外の東京大空空襲研究者からも増刷の声が寄せられていた日本語詩集を、詩人・翻訳家の岡和田晃による対訳の日英詩集として新たに刊行。

The Struggling Children of the Tokyo Air Raids

書籍名:

『独りぽっちの人生(せいかつ)―東京大空襲により心をこわされた子たち The Struggling Children of the Tokyo Air Raids』

著者:

浅見洋子

訳者:

岡和田晃

出版社:

コールサック社

発売日:

2025年01月09日

判型/ページ数:

A5判/160ページ

価格:

本体2200円+税

ISBNコード:

9784864356411