芦辺 拓Taku Ashibe
![<ruby>芦辺 拓<rp>(</rp><rt>あしべ たく</rt><rp>)</rp></ruby><small class="sfwj-profile-name-en">Taku Ashibe</small>](https://sfwj.jp/wp/wp-content/uploads/2023/07/24f71df0f0f6061d5020d5228c1fd8f0-1-768x1024.jpg)
1958年大阪市生まれ。同志社大学卒業後、読売新聞大阪本社に入社。1986年、「異類五種」で第2回幻想文学新人賞に入選。1990年、芦辺拓のペンネームで書いた『殺人喜劇の13人』(中国語訳あり)で第1回鮎川哲也賞を受賞し、デビュー。以降は主として本格ミステリを執筆し、ほかにジュヴナイルやパスティーシュの執筆、アンソロジーの編纂も手がけるが、その創作の原点には14歳で出会ったSFがあると自覚している。
代表作は、素人探偵で弁護士の森江春策を探偵役とするシリーズで、2023年4月現在74冊を数える著書のうち25冊を占める。スタンドアローンな作品としては『紅楼夢の殺人』(英・中・韓国語訳あり)、『スチームオペラ 蒸気都市探偵譚』(中国語訳あり)、『奇譚を売る店』『楽譜と旅する男』(韓国語訳あり)などがある。2022年、『大鞠家殺人事件』(英訳予定)で第75回日本推理作家協会賞と第22回本格ミステリ大賞を受賞した。