『荒野に獣 慟哭す 鬼獣の章』4
ヒトの心、獣の力。これぞヒーローの王道!
御門周平は、東亜大学の大脳生理学研究所の助手であった。ニューギニアに伝わる奇病ウイルス独覚菌を脳に植え付けられたため、超人的な身体能力を身につ け、その代わりに記憶を失ったのだ。独覚菌を接種された者は既に十一人いて獣化兵と呼ばれ獣の姿となっていたが、御門は、人間の姿を保ったまま。いわば ニュータイプの獣化兵であった。
ニュータイプの獣化兵である御門周平は、ユカタン半島の密林で、薬師丸法山から恋人の京子を救い出した。マヤの末裔ラカンドン族の聖地で発見された油田の利権をめぐり壮絶な闘いが始まった!
書誌データ
- 書籍名:『荒野に獣 慟哭す 鬼獣の章』4
- 著者:夢枕獏
- カバーイラスト:寺田克也
- カバーデザイン:宮村和生
- 出版社:徳間書店
- 発売日:2014年8月15日
- 判型/ページ数:文庫判
- 価格:本体 650円+税
- ISBNコード:978-4-19-8933871-0
- Webサイト:『荒野に獣 慟哭す 鬼獣の章』4 | 徳間書店
本書は2011年8月徳間書店より上下二巻で刊行された作品を五冊に再編集したものの第四巻です。
夢枕獏&伊藤勢先生のコミック版『荒野に獣 慟哭す 4』も同日刊行。 全5巻連続刊行続行中!