『北の想像力――《北海道文学》と《北海道SF》をめぐる思索の旅』

2014年5月28日発売 | 岡和田晃(編) | 寿郎社

20人のSF批評家たちが北海道文学と北海道SFを〈世界文学〉〈スペキュレィティヴ・フィクション〉として読み直した日本文芸評論史上画期をなす空前絶後の評論大全

『北の想像力――《北海道文学》と《北海道SF》をめぐる思索の旅』カバー

安部公房・荒巻義雄の古典的作品から清水博子・円城塔の実験的作品、アイヌ民族の口承文学、北海道が描かれた海外作品、北の風土にかかわる映画・アニメ・ソフトウエア・音楽にいたるまで――。ジャンルを超えた批評家たちの倦まざる批評実践によって日本近代文学の限界を炙り出し、〈辺境文学〉としての北海道文学と北海道SFを〈世界文学〉〈スペキュレィティヴ・フィクション〉として読み直すことで、文学とSFの新たな可能性を〈北の大地〉から見出した、空前絶後の評論大全、北海道の出版社から刊行。

巻末には2段組で98ページに及ぶ「北の想像力」を俯瞰するための作品ガイド(165作品)が収録されています。

書誌データ

  • 書籍名:『北の想像力――《北海道文学》と《北海道SF》をめぐる思索の旅』
  • 編者:岡和田晃
  • 装丁:平野甲賀
  • 出版社:寿郎社
  • 発売日:2014年5月28日
  • 判型/ページ数:A5判/798ページ
  • 価格:本体7,500円+税
  • ISBNコード:978-4-902269-70-3
  • Webサイト:寿郎社