『向井豊昭傑作集 飛ぶくしゃみ』
2014年1月30日発売 | 向井豊昭(著) 岡和田晃(編・解説) | 未來社
境界を解体する、反骨のマイナー文学
人と人とを隔て、差別と抑圧を産み出す「境界」。その解体を目論み、死の直前までゲリラ的な執筆活動を持続した反骨の作家、向井豊昭(1933~2008)。40年を越える執筆歴をもちながら、長らく黙殺されてきたその仕事を、若き文芸評論家・岡和田晃が、「近代・アイヌ・エスペラント」を軸に精選した傑作集。解説と詳細な年譜を付す。
書誌データ
- 書籍名:『向井豊昭傑作集 飛ぶくしゃみ』
- 著者:向井豊昭
- 編者・解説者:岡和田晃
- 出版社:未來社
- 発売日:2014年1月30日
- 判型/ページ数:四六判/254ページ
- 価格:本体2,200円+税
- ISBNコード:978-4-624-93442-2
- Webサイト:『向井豊昭傑作集 飛ぶくしゃみ』 | 未來社
2014年7月、岡和田晃著『向井豊昭の闘争――異種混交性(ハイブリディティ)の世界文学』も刊行予定。