『鯉姫婚姻譚』
これが、僕と君が共にある、唯一の手段――。生きる理の違う美しき人魚と半人前な青年が築いた愛と幸せの形とは。【「日本ファンタジーノベル大賞2021」大賞受賞作】
若隠居した大店の跡取り息子・孫一郎は、人魚のおたつに求婚されてしまう。諦めさせるためにも、おたつにねだられるままに御伽話を語る孫一郎だったが、次第にその心は変化していく。しかし、人魚と人間がともに暮らせる未来があるわけでもなく……。「これ以上のラストはない」と選考委員を唸らせた驚嘆の受賞作。
(https://www.shinchosha.co.jp/book/354661/ 新潮社公式サイトより)
書誌データ
- 書籍名:『鯉姫婚姻譚』
- 著者:藍銅ツバメ
- 装画・挿絵:Minoru
- 出版社:新潮社
- 発売日:2022年6月30日
- 判型/ページ数:四六判/240ページ
- 価格:本体1600円+税
- ISBNコード:9784103546610
- Webサイト:『鯉姫婚姻譚』 | 新潮社