『烈火の太洋4 中部ソロモン攻防』第四巻

2022年2月25日発売 | 横山信義(著) | 中央公論新社

米国は、今もって手を上げる様子はない。これは、山本長官が構想されていた戦略の誤りを意味するのではないか? 第三艦隊司令長官塚原二四三

『烈火の太洋4 中部ソロモン攻防』第四巻カバー

ソロモン諸島中部のニュージョージア島は、ミッドウェー島やガダルカナル島ほど有名ではありませんが、昭和一八年の中盤に、激しい消耗戦の舞台となりました。
 航空戦はもとより、夜間の水上戦闘が何度も繰り広げられ、日本軍は多数の艦艇、特に駆逐艦を失っています。
 この時期になると、米軍のレーダーの前に、日本軍が得意とした夜戦はほとんど通用しなくなっていました。
 日本にとっては、敗戦に向けての道標になった地と言えるでしょう。
 第四巻では、このニュージョージア島が戦局の焦点となり、史実よりもクローズアップされることになります。
(カバー裏の作者の言葉より 文責:横山信義)

書誌データ

  • 書籍名:『烈火の太洋4 中部ソロモン攻防』第四巻
  • 著者:横山信義
  • カバーイラスト、扉画:高荷義之
  • 地図・図版:安達裕章
  • 編集協力:らいとすたっふ
  • カバーデザイン:しいばみつお(伸童舎)
  • 出版社:中央公論新社
  • 発売日:2022年02月25日
  • 判型/ページ数:新書版/223ページ
  • 価格:本体1000円+税
  • ISBNコード:978-4-12-501448-7
  • Webサイト:『烈火の太洋4 中部ソロモン攻防』第四巻 | 中央公論新社