『感応グラン=ギニョル』

2021年7月29日発売 | 空木春宵(著) | 東京創元社

創元SF短編賞出身の鬼才、待望の初作品集

『感応グラン=ギニョル』カバー

昭和初期、浅草六区の片隅に建つ芝居小屋では、夜ごと少女たちによる残酷劇が演じられている。一座の役者は皆、ある特殊な条件のもと集められていた。ある日、容姿端麗で美しい声を持つ新人がやってくる。本来ここには完璧な少女は存在してはいけないはずなのに。その秘密が明らかになるとき、彼女の〈復讐〉が始まる。(「感応グラン=ギニョル」)。
分かち合えない痛みや苦しみを抱えて生きる孤独な魂を描く全5編。第2回創元SF短編賞佳作受賞者、待望の書籍デビュー。

書誌データ

  • 書籍名:『感応グラン=ギニョル』
  • 著者:空木春宵
  • 装画:machina
  • 装幀:内海由
  • 解説:橋本輝幸
  • 出版社:東京創元社
  • 発売日:2021年7月29日
  • 判型/ページ数:四六判仮フランス装/394ページ
  • 価格:本体1800円+税
  • ISBNコード:978-4-488-01843-6
  • Webサイト:『感応グラン=ギニョル』 | 東京創元社