『復活の日』
2018年8月24日発売 | 小松左京(著) | KADOKAWA
角川文庫70周年関連企画にて新装版で復刊
70周年を迎えた角川文庫。
角川文庫の小松左京SF作品の中でも代表といえるのが『復活の日』。
1980年には製作費25億円、劇場映画初の南極ロケを敢行した超大作映画となり、映画と小説のメディアミックス草創期の一つの頂点ともなる展開でした。
新装版 角川文庫『復活の日』概要
- 生頼範義による映画「復活の日」キービジュアル
(生き残った人々、潜水艦、廃棄された都市など、物語の要素を反映させたものです) - 1964年、早川書房「復活の日」初版に掲載された小松左京のあとがきを再掲載。
- 解説で、小松左京の次男・小松実盛が、『復活の日』誕生から、映画展開、現在におけるシミュレーション作品としての位置づけを紹介。
*福島県立医大の下村建寿教授による「『復活の日』から読み解くバイオロジー」の一部を紹介。人類を滅亡の淵まで追い詰める物語の中の謎の病原体MM-88のメカニズム、映画撮影時期に実際に起こっていた重大な細菌流出事件に関して言及しています。
(文責:小松左京ライブラリ)
書誌データ
- 書籍名:『復活の日』
- 著者:小松左京
- カバーイラスト:生頼範義
- 出版社:KADOKAWA
- 発売日:2018年8月24日
- 判型/ページ数:文庫判/464ページ
- 価格:本体760円+税
- ISBNコード:9784041065815
- Webサイト:『復活の日』 | KADOKAWA