『ナイトランド・クォータリーvol.12 不可知の領域――コスミック・ホラー』

2018年2月27日発売 | 岡和田晃、安田均ほか(著) | アトリエサード/書苑新社

未知の空間や異次元に迷い込み、人知を超えた存在に遭遇したときの無力さと孤独感、その恐怖をご堪能下さい。

『ナイトランド・クォータリーvol.12 不可知の領域――コスミック・ホラー』カバー

幻視者のためのホラー&ダーク・ファンタジー専門誌《ナイトランド・クォータリー》。
 vol.12は、「不可知の領域――コスミック・ホラー」と題し未知のものに対する恐怖を特集!

未知の空間や異次元に迷い込み、人知を超えた存在に遭遇したときの無力さと孤独感、その恐怖をご堪能下さい。

キム・ニューマン、ネイサン・バリングルード、ジャン・レイなど翻訳9編、日本作家は荒山徹、朝松健。この他、諸星大二郎インタビューなど、今回も読み応えたっぷりです。

主な内容

  • キム・ニューマン「来たのは誰?」/訳:小椋姿子
  • ピート・ローリック「音符の間の空白」/訳:甲斐呈二
  • リチャード・ギャヴィン「融合」/訳:中川 聖
  • サイモン・ストランザス「地の底の影」/訳:小椋姿子
  • ネイサン・バリングルード「北アメリカの湖棲怪物」/訳:植草昌実
  • マール・プラウト「屍蛆の家」/訳:牧原勝志
  • ジャン・レイ「〈マインツ詩篇〉号の航海」/訳:植草昌実
  • 荒山徹「沃沮の谷」
  • 朝松健「〈一休どくろ譚〉 魔仏来迎」
  • 諸星大二郎インタビュー「神話の下に潜むもの」
  • Night Land Gallery マンタム/沙月樹京
  • 魔の図像学(12)オディロン・ルドン/樋口ヒロユキ
  • 藤原ヨウコウ・ブンガク幻視録(4)中山忠直「地球を弔う」より/藤原ヨウコウ
  • STRANGE STORIES(9) ポウイス兄弟の軽妙と重厚/安田 均
  • 幻想文学批評と「宇宙的恐怖(コズミック・ホラー)」――自らの姿を反映する言語/岡和田晃
  • 【ブックガイド】〈コスミック・ホラー〉の連鎖/牧原勝志
  • 【未訳書セレクション】

■表紙=マンタム

書誌データ