『おーい でてこーい☆鏡のなかの犬』

2017年11月3日発売 | 星新一(原作)、中島梨絵(絵) | 三起商行(ミキハウス)

星新一 デビュー60年・没後20年の節目に、絵本になってシリーズ化

『おーい でてこーい☆鏡のなかの犬』カバー

ある村にあらわれた、なぞの穴。なんでものみこんでくれる穴のおかげで、都会はきれいになっていったが・・・。60年も前に現在の原発の問題を予見した名作「おーい でてこーい」。
 庭のすみで見つけた鏡のなかには、なんと犬が住んでいた!五郎くんはあることを思いついて・・・。純粋な子どもの心に潜む小さな悪意を描き出した「鏡のなかの犬」。
 絵は、文芸書やカバー、挿絵で活躍するイラストレーター中島梨絵。
(佐藤 亮)

書誌データ

  • 星新一の名作が絵本で甦る
    新潮文庫の売り上げが累計3,200万部といわれ、多くの読者を魅了してきた稀代のSF作家の小説が、没後20年を経て、絵本になって生まれ変わりました!
  • 絵本の常識を破る1冊2作品
    「ショートショートの神様」と謳われた星新一の絵本だから、1冊に2作品を載せました。あの絶妙なオチが1冊で2度楽しめる、お得な絵本なのです。
  • 子どもから大人まで読める絵本
    本文はすべて星新一の原作を忠実に再現。漢字も総ルビで原文のママ。
    入学のお祝いに最適。なおかつ大人が読んでも新鮮な発見がある絵本なのです。