『深海大戦 Abyssal Wars 超深海編』
数多くのクリエイターを魅了した海洋SF大作、ついに完結!!
幽霊潜水艦を巡る攻防の後、独立に揺れる沖縄州で、宗像逍は亡友・磯良幸彦と縁のある人権擁護団体「シギラ」メンバーの風子を訪ねる。しかし前園隆司と名乗る男が率いる謎の武装集団に、彼女はさらわれてしまう。前園は、宗像が属するシー・ノマッド(海洋漂泊民)集団「オボツカグラ」上層部のブレーン的存在であった。
本当に前園は味方なのか? 疑心を抱きつつも、那覇で敵対するシー・ノマッド集団「ティアマット」の刺客に襲われた宗像は、前園を頼りグアムへ脱出する。そこでも執拗に命を狙われるが、安曇レイラの助力も得て危機を逃れた宗像は、<タンガロア>が造られた真の目的を前園から聞かされる。それは、アレソップの向こう側=カチャウ・ペイディの真実だけでなく、宗像がこの世に生まれた意義をも問うものだった。
世界最深部に潜り、この宇宙の境界をも超えようとする宗像――その行動を阻止すべく、ティアマットがハワイ島沖に立ちふさがる。そして宗像を支えるオボツカグラは、宿敵との決戦に挑む。
二つの世界が迎えるのは支配か、融合か。人類は、深い海の底で未来に直面する!!
(公式サイトより)
書誌データ
- 書籍名:『深海大戦 Abyssal Wars 超深海編』
- 著者:藤崎慎吾
- 出版社:角川書店
- 発売日:2017年3月2日
- 判型/ページ数:四六判/392ページ
- 価格:本体1900円+税
- ISBNコード:9784041044391
- Webサイト:『深海大戦 Abyssal Wars 超深海編』 | 角川書店