『キマイラ 胎蔵変』11
キマイラを制御せよ。鍵は遙かチベットにあり!
獣の身で横たわる大鳳吼を救うべく、雲斎はキマイラを制御する法、月のチャクラの活性化を試みる。
一方、道灌と九十九は修行僧・吐月にキマイラと深く関わる「雪蓮の一族」の情報を求めた。
吐月は二人に20年余り前のチベットでの体験を語る。
そこで吐月は陳学陵と名のる日本人に会っていた。
その男は、
--人が獣になるための印--
を求めてチベットへやってきたという。
陳学陵の正体は?
書誌データ
- 書籍名:『キマイラ 胎蔵変』11
- 著者:夢枕獏
- イラスト:三輪士郎
- 出版社:角川書店
- 発売日:2015年2月25日
- 判型:文庫判
- 価格:本体520円+税
- ISBNコード:978-4-04-102481-2
- Webサイト:『キマイラ 胎蔵変』11 | 角川書店
本書は2001年に朝日ソノラマより刊行され、2009年1月に朝日新聞出版より刊行された作品を、分冊のうえ文庫化したものです。