『復活の日』
小松左京の『復活の日』半世紀の時を経て初の電子書籍化
SARS、エボラ出血熱など『復活の日』登場から半世紀を経ても人類と感染症との戦いは続いています。
謎の病原体による人類滅亡とその再生を描いた『復活の日』。
宇宙から飛来した謎の細菌を生物兵器として改良したMM88が世界中に蔓延し、人類は南極にいた1万人を除き全滅、さらに、最後の砦である南極も超大国の負の遺産である戦略核兵器の脅威にさらされるといった極限状況を描いた作品です。
今回、初の電子書籍化として、角川文庫版の生賴範義先生のオリジナル表紙を再現。
口絵には、表紙用のトリミングがされていないイラスト画像と別バージョンのイラストの2種類が挿入されています(映画「復活の日」のイメージボード)。
さらに、小松左京初の長編SFとしてその決意のほどを強く表明した早川書房版と、映画化の経緯を詳しく述べた角川書店版の2つのあとがきを掲載しています。
(小松左京ライブラリ)
書誌データ
- 書籍名:『復活の日』
- 著者:小松左京
- カバーイラスト:生賴範義
- 出版社:角川書店
- 発売日:2015年01月28日
- 判型/ページ数:電子書籍/409ページ
- 価格:本体680 円+税
- ISBNコード:9784041308097
- Webサイト:『復活の日』 | 角川書店