『東天の獅子 天の巻・嘉納流柔術』第四巻

2014年11月16日発売 | 夢枕獏 (著) | 双葉社

嘉納治五郎が起こした革命の物語『東天の獅子 天の巻』

『東天の獅子 天の巻・嘉納流柔術』第四巻カバー

身体のあらゆる部位を必殺の武器となす琉球の武術「唐手(トゥディー)」。二度目の「警視庁武術試合」 で、保科(西郷)四郎の相手は唐手の使い手に決まった。しかし強さの頂点に迫る中で四郎は告白する。「闘うことがこわい」骨が砕け、肉が潰れ、魂が軋む死 闘をへて、苦悩の末に下した決断とは――。明治武道界に嘉納治五郎が起こした革命の物語『東天の獅子 天の巻』、感動の最終巻。

書誌データ

本書は2012年1月に双葉社よりノベルス判として刊行されました。
なお、作中には実在の人物・団体が登場します。執筆にあたり、各種資料を参考にしておりますが、その解釈は著者独自のもので、この作品はフィクションです。

カバーイラストレーション=村上豊/カバーデザイン=高柳雅人