『零を継ぐもの3 難戦』 (横山 信義)

「艦上機で敵の航空兵力を一掃するのが最善の策です」 連合艦隊首席参謀黒島亀人大佐

マーシャル諸島のメジュロ環礁は、大戦後半、米軍にとっての重要な前進基地となりました。
 米軍は同地に、修理・整備の能力が非常に高い巨大な浮きドックを運び込み、太平洋艦隊の主力艦が、都度ハワイまで戻る必要がない態勢を作り上げたのです。
 B29の基地となったマリアナ諸島の占領にも、メジュロ環礁という巨大な基地が大きな役割を果たしました。
 シリーズの中盤では、このメジュロ環礁が日米攻防の焦点となります。
 マーシャル諸島を紅に染める戦いの行く末を御覧下さい。
(カバー裏の作者の言葉より)

書籍名:

『零を継ぐもの3 難戦』

著者:

横山信義

カバーイラスト・挿画:

佐藤道明

地図・図版:

安達裕章

編集協力:

らいとすたっふ

カバーデザイン:

しいばみつお(伸童舎)

出版社:

中央公論新社

発売日:

2025年12月25日

判型/ページ数:

新書版/224ページ

価格:

本体1100円+税

ISBNコード:

978-412-501505-7