『零を継ぐもの2 邀撃』 (横山 信義)
一九四二年一〇月、欧州戦争はアジア太平洋地域に飛び火し、日本は米英蘭との戦争状態に突入した。連合艦隊は大損害を出しつつもイギリス東洋艦隊を撃破、南方資源地帯確保に成功したが。
大戦初期における米海軍の主力艦上戦闘機グラマンF4F〝ワイルドキャット〟は、零戦にとっては楽勝できる相手だったとのイメージが、長年定着していました。
しかし近年の研究の結果、このようなイメージは覆され、ほぼ互角の好敵手だったことが明らかになっています。
何よりもF4Fは、米国にとって最も苦しい時期を支えた機体であり、後継機となったF6F〝ヘルキャット〟に劣らぬ殊勲機だったと言えるでしょう。
本シリーズにおけるF4Fも、零戦と互角のライバルとして描いております。
(カバー裏の作者の言葉より(文責:横山信義))

書籍名:
『零を継ぐもの2 邀撃』
著者:
横山信義
カバーイラスト、挿画:
佐藤道明
地図・図版:
安達裕章
編集協力:
らいとすたっふ
カバーデザイン:
しいばみつお(伸童舎)
出版社:
中央公論新社
発売日:
2025年10月25日
判型/ページ数:
●判/000ページ
価格:
新書版/224ページ
ISBNコード:
978-412-501503-3