
last modified: 2000/03/11
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石飛卓美 |
山陰中央新報掲載記事より
神秘の香りエビネ満開
山深い三刀屋町根波別所のシイタケ農家でSF作家の石飛卓美さん(四七)方が育てている約五千株のエビネランが満開になった。 薄暗い森影にしゃがみ込み「いつの間にか増殖してねえ」と見詰める石飛さんの周りで、神秘の香りを漂わせている。
原種から交配種まで5000株
石飛さんは大阪経済大を卒業し、二十六歳でUターン。 昭和六十年にSFファンジン大賞を受賞し、これまで伝奇小説「人狐伝」など十冊以上を出版、少女小説からアダルトものまで幅広く書きつづっている。
集落は標高約二五〇メートルの山上にあり、出雲市と山続き。 エビネランは二十年ほど前から、二キロ離れた稗原ダムの水没予定地に自生していたものを少しずつ裏の畑に移した。 環境が合っていたのか、原種のキエビネ、ジエビネから多彩な交配種まで咲き競う。
石飛さんは「絶えてはもったいないと思い移植した。野生だから人の手を掛け遇ぎると駄目になるようなので放っています」と話している。写真・記事提供:山陰中央新報
